SSブログ

【無人島196日目】Original Soundtrack "Twilight Saga: New Moon" [CD]

New Moon

New Moon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Summit Ent/Chop Shop/Atlantic
  • 発売日: 2009/10/20
  • メディア: CD

196日目。先日マイコーの『THIS IS IT』を観てきました。スゲかったポーッ!なにがスゴいって、マイコーの踊りや歌もスゴいし、ダンサーやバックミュージシャンのパフォーマンスもスゴいんだけど、一番スゴいのは全員が超プロフェッショナルだっていうところ。愚痴や文句を言わず、全員がその仕事に携われていることの歓びを胸に、常に笑顔でプロジェクトを推進していくという、ある意味完璧なプロジェクトマネージメントがスクリーンの中で展開されております。何か問題が起きれば、まずその問題を明確にし、原因を探り、解決策を提案し、それを全員が共有し、そして遂行するという、誰もが理解していながら実はなかなか実現できないフローを、マイコーや監督はもちろんのこと、画面に映らない裏方さんまでもが粛々と実行していたのが、ジンジンと伝わってくる映画でした。多分この映画を観た誰もが思う感想でしょうが、このプロジェクトが完成されずに終わってしまったのはつくづく残念だったなーと、マイコーの早過ぎる旅立ちを改めて悼む気持ちになるのです。


で、今日はマイコーの新譜を紹介するのかと言えばまったくそうではなく、全米では今月20日、日本では28日に公開されるハリウッド映画『ニュームーン/トワイライトサーガ』のサントラをご紹介。ドラキュラと女子高生の恋物語をフレッシュなキャスティングで映画化し、08年に大ヒットした『トワイライト』の続編にあたるこの映画。内容的には四十路過ぎのおっさんのためには作られていないのは重々承知なのですが、サントラがやけに素晴らしいのでご紹介させていただきます。

なにが素晴らしいって、ボクの愛する「Death Cab for Cutie」、「Radiohead」のリードボーカル「Thom Yorke」、アメリカ人バンドながら英国で高い評価を受けている「The Killers」、イギリスの新星「Editors」、最近ボクの超お気に入りである「Bon Iver」などなど、渋チンなメンバーが、書き下ろしの楽曲を提供しているのです。本国アメリカでも相当話題になっているらしく、映画公開前にすでにビルボートでナンバーワンを飾り、サウンドトラックの情報のみを掲載するウェブサイトまで登場。早速、映画のタイトルチューンである、我がDCFCの『Meet Me on the Equinox』のPVをつけておきましょう。







しかし、こんなハリウッド大作のサントラに、よくぞここまでインディーズでオルタナティヴなアーティストを選んだものだと感心するラインナップ。しかも全曲暗い!ドラキュラという題材を扱っているからかも知れませんが、どいつもこいつも暗鬱で荘厳な楽曲を書き下ろしちゃってます。つまり、ワシ好みなのです。

映画における音楽の重要性を改めてここで語るつもりはありませんが、「THIS IS IT」にしろ「New Moon」にしろ、アプローチは違いますが、ストーリーうんぬんよりも「音楽」と「映像」のマッチングを魅せる映画としては、共通項があるかなと。四十路おっさん向きではないと知りつつ、ちょっと映画もみたくなる、そんなサントラなのです。


タグ:2009年
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。