【無人島91日目】Paolo Nutini "These Streets" [CD]
91日目。ボクの好きな本に、浮谷東次郎著「がむしゃら1500キロ」という本があります。いずれこの無人島ブログでも紹介つもりなので詳細は避けますが、23歳で夭逝したレーシング・ドライバーで、エッセイを3冊書き残しています。彼の本の魅力は、なんと言っても「荒削り」なところ。15〜16歳で書き上げた処女作「がむしゃら1500キロ」は、エッセイというよりただの日記なのですが、稚拙でひとりよがりな文章でありながら、技巧を駆使したエッセイストには描けない、素っ裸の瑞々しいポテンシャルを感じさせてくれます。
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