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【無人島104日目】若杉公徳 "デトロイト・メタル・シティ" [BOOK]

デトロイト・メタル・シティ 1 (1) (ジェッツコミックス)

デトロイト・メタル・シティ 1 (1) (ジェッツコミックス)

  • 作者: 若杉 公徳
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2006/05/29
  • メディア: コミック

104日目。得てして、その人が作る作品と、その人の「人となり」とは、全く別モノであることがあります。例えば、モノすごく簡潔かつ道徳的な文章を書く人にお会いできる機会があって、どんな人だろうとドキドキしてたら、すんごい話の長い世捨て人なおっちゃん(←失礼)だったことがあります。あと「あ、私、え、絵とか描くんです……」なんてモジモジしてる子の絵を見せてもらったら、岡本太郎バリに爆発していたこともあります。もちろんその人の中に、道徳的な部分や爆発的な要素が秘められているからこそ、作品にアウトプットされるんだとは思いますが、「あんた、全然キャラ違くね!?」って場合は意外と多いです。身近な例でいうと、普段はすごく無口なのに、メールだと絵文字使ってやたら饒舌、みたいな人って、周りにいません? 

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【無人島103日目】松任谷由実 "VOYAGER" [CD]

VOYAGER

VOYAGER

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1999/02/24
  • メディア: CD

103日目。ハワイ生まれハワイ育ちのナイノアさんは、若い頃「ハワイの人はどこから来たんだろう?」と考えました。文献にはタヒチなどに住むポリネシア人が、紀元前500年から700年頃にハワイに移り住んできた、と書かれていましたが、人類がまだほとんどウホウホだった時代に、どうやって4,000キロの彼方にいたタヒチ人が、ハワイに来れたのでしょう? GPSどころか、海図も羅針盤も、時計すらない時代のミステリーです。そこでナイノアさんは、そういう航海計器を一切使わずに、星や空や波や雲などを読みながら、古代式のカヌーでタヒチまで行ってみようと考えました。「昔の人にできて、今のボクにできないわけがないだろう」。星の位置で針路を測る「スターナビゲーション」という知識を学び、木や布といったシンプルな素材でカヌーを作り、クルーを集いました。そして「自分はどこからきたのか?」というアイデン&ティティを探しに、人間の「ポテンシャリティ」という海へ、ナイノアさんは漕ぎ出したのです。今から30年も前のことです。

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【無人島102日目】Björk "Volta" [CD]

ヴォルタ

ヴォルタ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2007/05/02
  • メディア: CD

102日目。このブログに取り上げるCDや本は、あくまで自分が「気に入ったかどうか」という単純な基準で選んでいます。やっぱ好きじゃないものは紹介したくないし、「これは最悪!」なんつう強気なレビューは、気の弱いボクには、なかなかどうしてできないのであります。あともうひとつ基準があって、「自分の言葉でみなさんに紹介してみたいと思えるかどうか」、もしくは「ボクの言葉でちゃんと紹介できるモノかどうか」。今日はあえて、一度書きかけ、どちらかというと後者の理由で、「やっぱ無理無理」と思って放置してしまった、このアルバムのレビューを完成させてみたいと思います。

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【無人島101日目】竹内まりや "Denim" [CD]

Denim (通常盤)

Denim (通常盤)

  • アーティスト: 竹内まりや,Alan Jay Lerner,杉真理,山下達郎,服部克久,センチメンタル・シティ・ロマンス,Piccadilly Circus
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2007/05/16
  • メディア: CD

101日目。「50歳代の半ばを超え、死の瞬間が確実に近づいていることはよく分かります。30年前のことや20年前のことをオンリー・イエスタディとして思い出せるけど、肉体は確実に衰えています。いまいましくも、その事実をよく承知しています。自分の人生はとりあえず70年、そう勝手に決めています。残すところもう15年もない。その時が一瞬の後のように到来するでしょう。夏休みをあと10数回、ゴールデンウィークもあと10数回、お正月も花見もそうだ。だから1回1回を真剣に生きようと思うけれど、そう思えば思うほど、センチメンタルな感情がこみ上げてきて、涙が出てきてしまう。涙で目がかすむ回数がとみに増しています」。

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【無人島100日目】永沢光雄 "恋って苦しいんだよね" [BOOK]

恋って苦しいんだよね

恋って苦しいんだよね

  • 作者: 永沢 光雄
  • 出版社/メーカー: リトルモア
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: 単行本

100日目。若い頃はいくら酒を飲んでも酔っ払わないので、周りの友達から有り難がられたり気の毒がられたりしていたのですが、ここ2〜3年ですっかりグダグダになってきて、最近は泥酔した上、いろいろやらかし feat. 翌朝ナニも覚えていない、という絵に描いたようなヨッパライ親父になりつつあります。仕事がカジュアルなので免れていますが、これでスーツだったら絶対に頭にネクタイ巻いているタイプだな、オレは。寿司折りぶらさげて千鳥足とかね。うーん。でもちょっといいかも、そういうのって楽しそう、って思っちゃう自分がなにより怖いです。

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【無人島99日目】山崎まさよし "アトリエ" [CD]

アトリエ

アトリエ

  • アーティスト: 山崎将義
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2003/06/25
  • メディア: CD

99日目。先週末に有休をくっつけて、宮古島で行われた「美ぎ島(かぎすま)ミュージック・コンベンション」とやらに行ってきました。まあ簡単に言えば、ちっちゃな夏フェスなんですが、パーカッショニストとしてオルケスタ・デ・ラ・ルスにも参加しているベテランドラマー、GENTAさんが中心となって催される3日連続の音楽祭で、今年で3回目の開催となります。今回の出演者は山崎まさよし、bird、オルケスタ・デ・ラ・ルス、アナム&マキ、そして我らが野狐禅、and more! 昨年は仕事の調整がつかずに涙を飲んだので、今年は万難を排しての参戦です。梅雨と言えども、まったくもってピーカンな3泊4日。酒。海。音楽。太陽。あの〜ここは天国ですか?って感じのビバ・宮古島でした。

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