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【無人島110日目】ザ・マスミサイル "人間でよかった" [CD]

人間でよかった

人間でよかった

  • アーティスト: ザ・マスミサイル,高木芳基,渡部勝敏
  • 出版社/メーカー: ソニーレコード
  • 発売日: 2004/09/23
  • メディア: CD

110日目。ボクの敬愛するバンド「野狐禅」のボーカリストである竹原ピストルくんは最近、月に一度の割り合いで、親しい音楽仲間を一組ずつ招いて、ソロのタイバン・ライブをやっております。題して「公開スパーリング」。昨夜はその「ラウンド4」。スパーリング相手は高木芳基。って誰やねん、それ? ま、誰にせよ、ピストルにボコボコにされて泣いちゃってもしらへんで〜!って、まるでタチの悪い阪神ファンのような心持ちで、新宿のライブハウスまで駆けつけたのでございます。

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【無人島109日目】Tracey Thorn "Out Of The Woods" [CD]

Out of the Woods

Out of the Woods

  • アーティスト: Tracey Thorn
  • 出版社/メーカー: Astralwerks
  • 発売日: 2007/03/20
  • メディア: CD

109日目。ボクは一度「こいつはいいなー」と思ったミュージシャンに対しては、例えその後の作品がうおーさおーなデキだったとしても、一度交わした契りを忘れず、仁義を通して聴き続ける任侠リスナーです。新しい作品がなかなかリリースされず、長い沈黙の末に世間から忘れ去られたアーティストでも、ボクの中では決して色褪せず、お務めが終える日には、必ず壁の外までお迎えに上がる所存じゃけん。わしゃー惚れたオナゴのことはぁ〜、そうそう簡単に嫌いになったりせえんのじゃけのぉ。 あっ! 姉御! お帰りなさいまし! わしゃーずーっと待ってたでがす!!!

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【無人島108日目】中孝介 "ユライ花" [CD]

ユライ花

ユライ花

  • アーティスト: 中孝介
  • 出版社/メーカー: ERJ(SME)(M)
  • 発売日: 2007/07/11
  • メディア: CD


108日目。このブログを読んでいただければ大体想像がつくと思いますが、邦楽洋楽に限らず、ボクはヒットチャートを賑わす人気スターよりも、インディーズで頑張っている、まだあんま日の目を見ていない、でもセンスと実力のあるミュージシャンのほうが好きです。いわゆる先物買いのインディーズおたく。んで、応援していたミュージシャンが見事に当たって、メジャーに躍り出て一躍スターになると、「もうボクがいなくてもキミは大丈夫なんだね……」みたいなプチ失恋のような気持ちになって、物分かりが良過ぎて幸の薄い女のように、そぉ〜っと身を引いたりします。そう、サンボマスターもスキマスイッチも、みんなアタシを踏み越えて、遠くに行ってしまったわ。ふぅ〜(←メンソール系の細いタバコ)。そしてまた、もうひとり巣立とうとしている。羽ばたけ、奄美オオシマン!

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【無人島107日目】Corneille "The Birth Of Cornelius" [CD]

ザ・バース・オブ・コーネリアス

ザ・バース・オブ・コーネリアス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
  • 発売日: 2007/06/20
  • メディア: CD

107日目。基本的に作品と、その作品を作った人の人間性というのはまったく別モノだと思います。良い人だから良い音楽が作れるとか、悪いヤツだから音楽も悪い、なんてことはない。ただ、あんまりにも強烈な人生を送っちゃってる人だと、やっぱその経験がどう作品に反映しているのか、色眼鏡をかけて見てしまうことも確か。最近だと38日目に紹介した中村中なんかもその例にあたるかもしれません。イヤな言い方をすれば、物見高い見せ物的な好奇の視線にさらされながら、それでもオーディエンスを納得させるものを作るというのは、普通のミュージシャンよりもはるかにハードルが高いはず。最近FMでよく耳にするこの人の歌もそうだと思うんです。

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【無人島106日目】東直子 "とりつくしま" [BOOK]

とりつくしま

とりつくしま

  • 作者: 東 直子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2007/05/07
  • メディア: 単行本

106日目。先日、入院している友人を見舞いに、新宿にある大きな大学病院まで行ってきました。ボクは生まれてこのかた、大病も大怪我もしたことがなく、入院という経験がないのでうまく語れませんが、あの大きな病院の持つ空気っつうのは、独特なものがありますな。例えるなら、戦場になった国みたい。戦場も行ったことないけど。しかもドンパチやってるその現場ではなく、ドンパチが遠くに聞こえるくらいの距離にある街って感じ。どうしようもなく流れてくる「死」の匂いに怯えながら、誰もが平静を装いつつ、心で強く「生」を願っている場所。でもきっと願い叶わず、この病院で逝ってしまった人たちもたくさんいるワケで、そう考えると、古戦場や城跡などが持つ、静謐さと生臭さを感じました。病院で死ぬ人が9割以上と言われる昨今、いずれは自分もこの中に入ることになるのかと思うと、ただ見舞いに来ただけなのに、なんとも暗鬱な気分になったり。死ぬってなんだろう? 生きるってなんだ?

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【無人島105日目】Peter Fessler "Here’s That Rainy Day" [CD]

Here’s That Rainy Day

Here’s That Rainy Day

  • アーティスト: ピーター・フェスラー
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2003/09/03
  • メディア: CD


105日目。東京は梅雨真っ盛り。雨自体は別に嫌いじゃないんすけど、こんだけ降り続くとさすがにうんざり。部屋干しの洗濯物から変な臭いがする! 冷蔵庫に入れてても生モノが傷みやすい! 掃除したばっかなのに浴槽にカビが生えてる!などなど、「イヤな季節よねー」なんて近所の奥さんと立ち話で愚痴りたくなるくらい、チョンガーにはなかなかどうして、やっかいな季節でございます。もうこんな時は、開き直って雨を楽しむくらいの心意気で生活しないといけませんな。よし! まずは音楽から! 雨音をメトロノームに、ご機嫌なスウィングをかますこの人のアルバムを。ちょっとキモイけど。

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