【無人島126日目】秦基博 "コントラスト" [CD]
126日目。一度耳にしただけで、「おおっ!こいつはスゲー!」って思うミュージシャンもいれば、最初はピンとこないのですが、何度か耳にしていくうちに、だんだん好きになっていく人っていうのもおります。単純にキャッチーか否か、って話なのかもしれませんが、ボクはどちらかというと後者のほうに興味があります。誰にでも好かれ、すぐに気持ちよくなれる簡単なドラッグのような音楽よりも、その味わいを理解するのに時間がかかっても、本当の意味で「酔わせて」くれる、地味で芳醇な酒のような曲のほうが、ボクは好きです。そちらのほうが、お手軽なドラッグよりも、遥かに気持ち良く、美味だと思うのです。
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