【無人島236日目】ハナレグミ "天国さん" [CD]
236日目。ちょっと前の話になりますが、『エンディングノート』という映画を観てきました。砂田麻美さんという33歳の女性の初監督作品で、ご自身のお父上が癌にかかり、ご他界されるまでの半年間を撮り続けた異色作。ボクはオフィシャルサイトの予告篇を見た時点で、すでに泣きそうになってしまったのですが、「身内の死」というヘビーな題材を扱いながら、笑いあり涙ありのハートウォーミングな映画で、映画館でボクは、泣きながらも笑い、切ないながらも温かい気持ちになりました。
【無人島235日目】ウォルター・アイザクソン "スティーブ・ジョブズ I" [BOOK]
235日目。ボクがそれまでの仕事をやめて、グラフィック・デザイナーを生業にしようと決心したのは1994年です。ハッタリをかまして出版社のデザイン部門に潜り込み、生まれて初めてあてがわれたコンピュータはMacintoshのQuadra 605でした。それから7100になり、タワー型の8500に移り、G3になった頃、別の会社に転職し、それから数年後、デザイナーとして稼いだ金で自分用のPowerBook G4 Titaniumを買ったときの高揚感は、もう10年も前の話なのに、まるで昨日のことのように覚えています。
【無人島234日目】ヌルマユ "やわらかい右手" [CD]
234日目。週末、ボクの心の妻であるところのタテタカコ氏のライブを観てきました。場所は吉祥寺のOngoingという小さなギャラリーで、客も40人限定という小規模ライブ。心の妻はここ数年、毎年1回のペースでこのギャラリーでライブを開催しておるとのこと。しかも、別の男と。別の男って。その野郎の名前は「ヌルマユ永井」。人の心の女房となにさらしてんねん!ってことで、ライブに行く前にボクはこの、心の間男をネットで調べ上げたのでございます。そして見つけたのが、2008年にライブハウスで撮影されたこの動画でした。