【無人島73日目】Bloc Party "A Weekend In The City" [CD]
73日目。この週末は、久々にグルグルになるまで飲み、終電を逃し、明け方まで場末のバーで時間をつぶしました。ようやく始発の時間になり、まだ明けきらぬ新宿の街を駅の方までブラブラ歩いていると、通りにはゾンビのような酔っぱらいがウヨウヨと徘徊していて、昼間とはまったく違う様相の街なのです。針のように細い眉のスーツ男。嘘っぽい制服姿の女子高生。汚れていないボロをまとったエセ浮浪者。良く知っている人だと思って話していたら、実はホントはその人じゃなかったと気付いた時のような、なんだか不穏な感覚。そんな時、ヘッドフォンから流れてきて、イヤにバッチリ風景に溶け込んだのは、このアルバムでした。
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