【無人島129日目】コンセプトアルバム "にほんのうた 第一集" [CD]
129日目。週末、歌舞伎座で行われた笑福亭鶴瓶の「鶴瓶のらくだ」という落語イベントを見てきました。落語ってライブで見るのは初めてのことでしたが、スゲー面白いっすね。映像や舞台装置や楽器などの力を一切利用せず、ただ話術だけで魅せるエンターテインメントっちゅうのは、独特の緊張感と世界観があって新鮮でした。それは、見る側にも受け身以上の姿勢を要求してくるので、ただボーッと聞き流していると何も残らないのです。ちゃんとその世界に入り込み、自分なりの想像力を駆使して、落語家と一緒に物語を紡ぎ上げていくという、コラボレーション。そもそもアートを作るとは何か、アートを鑑賞するとは何か。そんなことまで考えさせられてしまいました。
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