【無人島274日目】山田参助 "あれよ星屑" [BOOK]
274日目。週末、話題のディズニー映画『ベイマックス』を観てきました。『アナと雪の女王』が姉妹愛と女の子の憧れをテーマした映画だったのに比べ、『ベイマックス』は兄弟愛と男の子のロマンを軸にした冒険活劇。アメリカと日本を融合させた無国籍な場面設定と、「癒し系ロボ」というキャラクターは実に現代的でしたが、緻密で美しい画面構成とストーリーの清廉さは、さすがディズニー。そして何よりベイマックスの愛らしさ! ベイマックス、超ほしい! 空飛んだり、ロケットパンチ出したりしなくていいから、ヨタヨタと仕事から帰ってきたオジサンを、そっと後ろから抱きしめてほしい。言わずとも疲れを察して、やさしく手当してほしい。そして眠るまで頭をナデナデしてほしいって、自分で書いてて相当キモいし、どんだけ弱ってんだ俺は?って話ですが、でもほしい。高齢者向けの介護ロボの開発は進んでいるようですが、疲れたサラリーマンを癒してくれるロボの発明もそろそろどうでしょう? って、俺は誰に話してるんでしょう?
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